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vol.3 うつわ歳時記
季節がかわると、使いたくなる器の色が違ってきます。
とくに、冬から春、夏から秋は、衣替えのように器も着替えたくなります。
春めいてくると、
茶や黒といった濃く暗い色の器から、
白や黄、水色といった明るい色がよく登場するように。
洋服と同じように、
気分的に明るい色を求め、
旬の野菜の色が鮮やかになるのに合わせて、素材の色がキレイに見える器を自然に選ぶようになるのかと。
春キャベツやタケノコは、やはり灰釉や青磁に盛りたくなります。
コーディネートの視点では、春色カラーで季節感を、
東洋医学の視点では、どういう解釈になるのか、このあたりを今年は掘り下げていきたいと思っています。