ギャラリーくれいの様子
梅雨明け初日の7月17日(土)、セトモノのまち・瀬戸をめぐり作家と
触れ合う旅、器さんぽを開催しました。
午前10時、尾張瀬戸駅には、器好きの女性達が集合。
みなさん、おしゃれで素敵な方たちばかりです。
この企画は、料理家・廣瀬ちえさん率いるCHIE'S KITCHENとの
コラボ企画。
料理家とセトモノソムリエが、器選びや使い方・楽しみ方を指南し、
みなさんをナビゲートする旅です。
午前は、ギャラリーを歩いて回り、モダンな器から伝統的なものまで、
今の瀬戸の器をご覧いただきました。みなさん、選ぶ目は真剣そのもの。
セトモノソムリエの私は、「いつものメニューがいくつも思いつく器が、
永く使えるいい器」などとアドバイスします。
ギャラリーくれいでは、作家の遠藤達宣さんと安達健さんがお出迎え。
作家さんと出会ったことで、テンションが上がり、作り方など質問が飛び
交います。



CHIE'S KITCHEN特製カレーランチ
(器:寺田鉄平さん作)



ランチの様子
ランチは、寺田鉄平さんの工房で、CHIE'S KITCHENの特製カレーランチ。
さらに、今回は特別に、寺田さん作のカレー皿でいただきます。
やっぱり器は料理あってこそのもの。料理がはいると一段とよく見えます。
ランチの後は、寺田さんによりせとものの歴史や器の話を聞くことができ、
みなさん興味津々。
さらに展示販売もあり、みなさん自分のスタイルに合った器を
楽しそうに選んでいました。
その次に向かったのは、伊藤準さんの工房。
ここは共同工房で、多くの作家さんが制作をしている現場です。
ちょうど火が入っている窯の前に、伊藤さんの作品が並べられ、
説明を聞きながら、みなさん熱心に器選びをしていました。
伊藤さんの作品は、夏にぴったりの涼しげな青磁で、BOWLシリーズやカップ
が人気でした。画像:6315 伊藤準さんの工房風景
そして、次は、新世紀工芸館の「ガラス作家展」。
陶磁器と違って、透明感のあるガラスは、視覚的にも涼を感じます。
この施設は、ギャラリーの他に、作家の器でいただけるカフェも併設しており、
雰囲気のいい空間でゆっくり過ごすのにおすすめです。
最後は、セトモノソムリエが今一番注目しているギャラリー「嘉郎モダン」です。
オーナーの方のセンスが光る”使える器”がそろっていて、価格もリーズナブル。
料理に合う器・モダンな器がお好きな方には、ぜひ行って欲しい場所です。
丸1日、瀬戸のおすすめスポットや作家の工房をめぐる器さんぽでしたが、
器好きの参加者の方々から、感激のメールが続々と届いております。
器を好きな人はたくさんいるのに、欲しい器にたどり着けていないこの現状を
変えるべく、人と器を、そして人と作家をつなぐ活動を、セトモノソムリエは
これからも頑張ります!


2010年11月28日(日)
器に触れる旅の第2段。
今回は、素朴でシンプルだけど洗練されている今話題の民芸の器に会いにでかけました。
古くから暮らしの中で使われてきた手仕事の器、民芸。
そのデザインは、職人の手技から生まれる使い心地の良さに優れ、しっくりと手になじみ、現代の暮らしに
溶け込みます。
なかなか出会う機会のない民芸の器ですが、今回は瀬戸の「一里塚本業窯」にご協力いただき、
指定文化財の窯や築00年以上の工房の見学、ろくろ実演を見てきました。
さらに、今回特別に作っていただいた、メインのおかずにもワンプレートにも使える8寸のお皿の限定販売もあり、
たくさんの器に触れて、みなさん大満足の会となりました。
これからも、器と人をつなぐ「器さんぽ」を続けて開催していきます。
次回は、6月26日(日)の予定です。
お買い物タイム(器に触れてはじめてわかることがあります)
窯の見学 器の解説





瀬戸の新進作家による展覧会
3回目となる今年は、料理の器をテーマに、若い感性豊かな素敵な作品がたくさん並びました。
好評のコラボ企画では、料理家・廣瀬ちえさんと作家とテーブルコーディネーターによる展示や、レシピが配布され
来場者が投票するコンテストも実施。
また、作家の器カフェ3では、CHIE'S KITCHENのベジフルスイーツと南知多ハーブ農園の無農薬ハーブティーを
お楽しみいただきました。
さらに、廣瀬ちえさんと作家によるトークショーや、コーヒーや花のワークショップの他、今年は野菜ソムリエによる
「春の野菜教室」も開催。大変多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました!
器と料理1
料理:廣瀬ちえさん 器:寺田鉄平さん
エントランス 会場内には器と野菜の展示も  テーブルコーディネート カフェスタッフと


今年で4回目となるこの企画。
これまで以上に多くのお客様にお越しいただき、とても活気あふれる展覧会となりました。
今年も、料理家・廣瀬ちえさんにご協力いただき、料理を切り口に、現代の器のありかたを提案する内容で
料理家×作家×コーディネーターのコラボ展示や作家の器カフェ、コーヒーや日本茶のワークショップなど、
器をたっぷり楽しめる内容でした。展覧会の前には、作家と使い手(料理家・コーディネーター)との座談会を
重ね、使い手視点でのデザインや使い勝手の意見交換をした結果、たくさんの器をお買い求めいただいた
ことも大きな成果です。日頃、器と人が出会う場所がもっと増えるといいのに、と思い活動していますが、
この展覧会を通して、よりその想いが強くなりました。
これからも、お気に入りの器に出会える場所を、作家と一緒に作っていきます。
コラボ展示 作家の器を選べる和カフェ 廣瀬ちえさん・CHIE’S KITCHENのスタッフと



  9月12日(土)・13日(日)  瀬戸蔵にて


いつの時代も家庭の食器棚にあり、1000年以上も前から、器の’今’をつくってきた「せともの」。
日本の食卓を支え、おいしい笑顔をつくってきたのは、代々続く窯元や職人、原料を生みだす自然、
そして、ものづくり文化です。本展では、この時代を生きる8人の作り手を通して、料理家ケンタロウとの
コラボレーションにより、今の「せともの」を紹介しました。会場では、レシピの配布、作家によるSETO-
MONOトーク、作家の器でジェラートをお召し上がりいただけるカフェなどもあり、多くの方にお越しいただ
きました。作家8名の取材・撮影同行、ケンタロウ氏インタビューを通して、瀬戸の奥深さと底力に触れられ、
これからの可能性を大いに感じる企画となりました。
 インゲンの干しエビソース
(長江重和氏「そらあいの器」)
ケンタロウ×作家。お互いの感想や料理写真など
工房風景。
どこを撮っても絵になります
伝統文様の古い図案
SETO-MONOトーク。
作家さんの話を聞こうと多くの方が
ケンタロウ氏のメッセージ

柵橋淳 氏
(織部中丸皿)
ナッツ入りタルトのレアチーズケーキ 江口功 氏
(青白磁緋線角皿)
炙りマグロとアボガドのにんにくわさびバターじょうゆ 林栄治 氏
(面取りボール)
鶏と卵の
 カレー煮
長江重和 氏
(そらあいの器)
いんげんの
干しえびソース
加藤達伸 氏
(黒織部そば猪口)
じゃがいもと
たらこと焼きねぎのポタージュ
宮地生成 氏
(織部流文だえん鉢)
瀬戸焼きそば
 ケンタロウ風
渡邊亜紗子 氏
(プレート「陶木」)
白身魚ときのこ
の照り焼きサンド
山下郁恵 氏
(染付蓮紋皿)
シンガポール
 チキンライス

SETO-MONO展の取材で、ケンタロウ氏にインタビューをいたしました。
「おいしさは、舌の感覚だけでない部分=プレゼンテーションみないなものがあって、五感なんですよね。」
「器の肌触りとか、口をつけた感じとか、誰も意識はしていないけど、潜在的に感じて、味わってる。」
などなど、器が持つおいしさの力をあらためて感じました。


「器って、服ですよね。中身があってこそ、いい服が引き立つ。」


料理家ならではの視点、とても参考になります

約1時間にわたりお話をうかがいました

ケンタロウさん、ありがとうございました!



10月3日(土)〜11日(日) 瀬戸蔵にて

市制施行80周年を迎える瀬戸市と友好姉妹都市である景徳鎮(中国)・利川(韓国)・リモージュ(フランス)・
ナブール(チュニジア)のお茶文化を紹介しました。
一言でお茶といっても、一杯のお茶の中には、その国の思想・文化・自然・国民性が凝縮されています。
中国からはじまったお茶が陸路海路を経て世界に渡っていき、その国の文化として根付き、形を変えて、
今も人々の暮らしの愉しみとなっていることに、とても感動いたしました。
忙しい毎日の中で、大切にしたい時間です。 
中国 韓国 フランス チュニジア
世界のお茶のルーツである中国茶。蓋付きの蓋碗という茶器やグラス、小ぶりの湯呑で飲まれます。 儒教の薬食同源の思想から、季節の果実や花をお茶にした伝統茶がよく飲まれています 紅茶に花や果実の香りをつけたフレーバードティーが人気です。食器は、世界でも有名なレイノー社のもの。 緑茶にフレッシュミントと角砂糖を加えたミントティーがよく飲まれています。



日本のお点前にあたる中国文士茶礼を、茶遊苑の山口典子さんが代表を務める日本中国茶文化振興協会の
方々に披露していただきました。直線的な日本のお点前とは違い、曲線を描く女性的な動作でお茶をいれる姿は
とても優雅で、その空間に身を置くだけで、とても豊かな気持ちになりました。
蓋碗という蓋付きの湯呑でジャスミン茶をいただき、お作法の解説を聞きながら、 参加された方々にはゆったりと
した時間をお過ごしいただきました。


景徳鎮の蓋碗を使用。衣装も素敵です。 お茶を客人に出すときは、足を交差させて差し出します。



   


7月11日(土)・12日(日)ほとりす なごや納屋橋にて、お抹茶を
楽しむイベントを開催いたしました。お茶に関わる方だけでなく、
茶の湯に触れるのがはじめてというお若い方や男性のお客様な
ど、多くの方々にお越しいただきました。
カクテルグラスで冷抹茶をお召し上がりいただき、さらにミルクと
のマリアージュもお楽しみいただいた「洋の茶」のあとは、「茶の
いろは」としてお茶の先生による茶席の話、作家による器の話、
(株)伊藤園による茶葉の話があり、普段敷居が高くて馴染みの
ない茶の湯の世界ですが、皆様とても興味深く熱心にお聞きに
なっていました。
そして、メインの「和の茶」。七夕のしつらえとともにビュッフェス
タイルでスイーツ3種(ほおずきアメ、ユズマカロン、和三盆tatamize)
をご用意し、作家の器でお抹茶をお召し上がりいただきました。
最後は、七夕との縁深いお香を折形で包み、お客様同士で交換
いただき、抹茶と七夕を楽しむ午後のひとときになりました。
お越し下さいました方にとって、日本の美しい茶の湯文化を気軽
に楽しむ機会になりましたら幸いです。